城西大学附属城西高等学校の学校情報

受験のみに偏らない個性を伸ばす教育を実践 発展する国際交流プログラム

学校所在地
東京都豊島区千早1-10-26
最寄り駅
西武池袋線椎名町駅 有楽町線・副都心線要町駅 
電話番号
03-3973-6331
特色
-自由な校風 -併設校あり -クラブが活発 -国際人を養成
関連カテゴリ
共学 / ★★★(偏差値50から60程度まで) / 私立 / 普通科 / 高校名「さ」行 / 豊島区 / 西武池袋線 / 有楽町線 / 副都心線

環境 - 学校周辺の環境や校内外の施設

池袋から1駅の好立地

池袋から1駅、都心ながら静かな住宅地に校舎を持つ。地下1階、地上5階建てで、一般教室のほか3つの理科実験室、コンピュータ室、音楽室、家庭科室、図書室はもちろん、全生徒が利用できる食堂など憩いのスペースも確保されている。 2018 年度より全教室にプロジェクターが設置され、全員タブレットが利用できるICT教育環境を整備。

突撃取材!学校の先生に聞きました!!

入試に向けてこんな準備をしてほしい

国語

出題分野:長文読解

例年、長文問題は2題出題しています。大きく評論文と小説に大別できます。評論文については何よりも書いてある内容を正確に読み取ることを求めています。また、文と文、段落と段落の関係を読み取ることから、文章の全体像をつかむことを求めています。
小説では登場人物の心情変化、およびその理由、情景描写や表現の特徴などを読み取ることを求めています。また年によっては小説の代わりに古文が出題されることもあります。古文については基本的な読解や古文常識の問題を出題しています。評論文では前後の文脈を読み取り、接続語を補充する問題は例年出題されています。
記述式の問題では書いてある内容を抜き出して答えるだけでなく、制限字数にまとめる能力も求められます。小説では直接的な表現から解答を導くというよりも、登場人物の表情・仕草・言葉などから心情を読み取る問題が多く出題されています。古文では、省略されている言葉を補いながら読むことが必要です。文脈から省略されている言葉が何なのか考える習慣をつけましょう。

出題分野:国語常識

中学までで学習する内容から多岐にわたって出題しています。漢字、文法、慣用句など、日常から意識的に使い、慣れ親しんでいることが求められます。また、大問で古文が出題されない場合、基本的な古文常識などはここで問われている場合があります。
出題は多岐にわたりますが、いずれも中学校の学習範囲を逸脱するものではないので、中学校の授業で教わったことをいかに日常で意識して使っているかが重要になると言えます。問題集などで対策を講じるのもよいですが、日頃から漢字や慣用句を使ったり、日常の読書や会話に出てくる言葉の文法構造を確認したりすることも大切です。

数学

出題分野:計算力

例年、大問1と2は、基礎的な計算力をみる問題です。多項式の計算、根号のついた計算、式の展開、因数分解、1次方程式、2次方程式などが出題されています。難易度は教科書の章末問題のレベルです。式の展開や因数分解などは「一工夫」することで、簡単になる場合もあるので、そのような問題にも取り組むとよいでしょう。
基礎的な計算力があるかどうかをみるので、繰り返し計算練習をしてください。配点も大きいので、ここでミスをしないことが重要になります。教科書の章末問題をたくさん解くこと、本校の過去問で傾向をつかんでおくとよいでしょう。

出題分野:関数

2乗に比例する関数y=ax²はほぼ毎年出題されています。直線や図形との融合問題になることもありますが、難易度は高くありません。そういうタイプの標準的な問題をたくさん解いてください。また、「変域」や「変化の割合」の意味をしっかり理解しておいてください。直線で囲まれた部分の面積を求める問題もよく出題されています。等積変形の考えなど、「図形的な見方」をするとより簡単に求められる場合があります。問題集などで、同様の問題に取り組むとよいでしょう。

出題分野:図形

角度や長さを求める問題は毎年のように出題されています。こちらも標準的な問題ばかりですので、確実に求められるようにしましょう。面積比や体積比を求める問題、三平方の定理をつかって解く問題も頻出問題です。基本的な問題をたくさん取り組んでください。
図形の証明が出題される場合もありますが、ほとんど穴埋めです。文章をよく読んで、対応する角や対応する辺に気が付けば難しくはありません。

出題分野:確率(場合の数)と統計

大問に含まれている場合と、独立した問題になっている場合があります。いずれにしても基本的な問題で、表や樹形図を書けば解けるので面倒がらずに書くようにしましょう。

英語

出題分野:長文読解

例年、長文問題は2題出題しています。内容は伝記、説明文、物語、対話文などから出題されており、標準的な長さ、難易度と考えています。基礎的な読解力を試す設問が多く、難問や奇問などは出題しません。当然のことながら、長文の円滑な読解には単語力・熟語力が必要です。常日頃からこれらの習得に取り組んで下さい。また、かなり広範囲にわたり、中学英語の基礎事項を網羅していますので、まずは文法の基礎力をつけることが大切です。
設問形式は多岐に渡り、長文読解問題の中に語い力や文法力を問う問題もあります。語形変化、適語選択、整序結合、適文選択、英文解釈、単語発音、語句解釈、英文和訳、内容真偽、内容一致など、ほぼ毎年出題されている設問もありますので、本校の過去問を購入して設問形式に慣れることをお勧めします。

出題分野:文法・語彙

中学で学習する英文法からまんべんなく出題されます。正確な語い能力は勿論のこと、総合的な文法能力が必要とされます。良質な、文法問題集を一冊購入して、それを繰り返し何度も解くことによって知識の定着を図って下さい。
適語(句)選択・補充、書き換え・同意文完成、整序結合、基本的な会話文の知識など、ほぼ毎年出題されている設問もありますので、本校の過去問を購入して設問形式に慣れることをお勧めします。特に現在完了、不定詞、関係代名詞などは理解必須の単元です。ここ数年、整序結合問題を中心に出題しています。但し、平成26年度入試より、整序結合ではない純粋な英作文の出題をしています。自己紹介、特技・趣味、身近な出来事などを英語で書く練習をすると良いでしょう。また、英語で日記を付ける練習も効果的だと思います。単語、熟語、重要構文、基本文型の確実な定着が必要です。

出題分野:リスニング

高校一般入試、英語:2019年度入試より、新たに約10分程度のリスニング問題が加わり、放送された会話を聞いて、返事として適した文を選択する、英文を聞いて内容に合致する文を選ぶ形式で出題しました。
問題、音声ともに学校HPに公開されています。

学校説明会のおすすめポイント

9月の説明会では主にしいの木祭など学校行事や学校生活について、10月の説明会では大学進学に向けた進学指導について、難関大に進学した卒業生にインタビューしながらご案内します。11月の説明会では主に入試問題の解説を行います。
全ての説明会で生徒インタビューを行い、在校生から学校生活の感想をお聞きいただいたり、生徒による校内見学ツアーも行っています。

学校のここに注目してほしい

城西大学附属城西高等学校は豊島区にある男女共学の普通科高校です。2018年に創立100周年を迎えました。東京メトロ有楽町線・副都心線要町駅から徒歩6分、西武池袋線椎名町駅から徒歩7分、池袋から1駅と大変アクセスしやすく、静かな住宅街の中にある落ち着いた雰囲気の学校です。

他大学進学完全対応指導

城西大学を系列に持つ高校ですが他大学進学を前提としたカリキュラムを設定し、毎年9割の生徒が他大学受験をします。放課後補習や選択授業、長期休暇中のゼミなど多くの補習講座が設定され、難関大学入試対策から基礎復習講座、記述・小論文対策など幅広い指導を受けることができます。多くの卒業生がこれらの講座を利用して成績を伸ばし、難関大学に合格していきました。

協働性を育むクラス編成

海外からやってきた留学生など、様々な背景を持つ生徒が同じクラスに在籍します。これは生徒同士がお互いの違いを尊重し、教え合い、議論し、体験を通して学び合える学校であることを大切にしているからです。勉強はもちろん、行事や部活動なども合わせた充実した学校生活を送りたい生徒を全力で応援しています。
2019年度から修学旅行が大きく変わり、海外姉妹校を訪問する台湾プラン、国内の自然、文化を体験するプラン、ハワイ州立大学での学びを体験するハワイプランから選択して参加します。

文武両道・多彩な部活動

自発活動を尊重し、真の文武両道を目指します。オリンピックで活躍した顧問が指導する陸上部は毎年インターハイに出場する強豪です。硬式野球部も過去2回甲子園出場の実績があります。生徒が自ら立ち上げた女子ダンス部は創部5年目にして全国大会出場を果たしました。他にも剣道、柔道、サッカー部が盛んです。

私立中学・高校受験ガイド「THE私立」から掲載内容を少しだけお届け!

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