国際基督教大学(ICU)高等学校の学校情報

帰国生徒受け入れを基盤としたスーパーグローバルハイスクール 世界からそして世界へ

学校所在地
東京都小金井市東町1-1-1
最寄り駅
中央線武蔵境駅 中央線三鷹駅 京王線調布駅
電話番号
0422-33-3401
特色
-自由な校風 -併設校あり -クラブが活発 -国際人を養成
関連カテゴリ
共学 / ★★★★★(偏差値71以上) / 私立 / 普通科 / 高校名「か」行 / 中央線 / 中央本線 / 京王線・京王新線 / 小金井市

環境 - 学校周辺の環境や校内外の施設

外国の公園のような広大なキャンパス

小金井市の静かな文教地区にある7万6千㎡という広大なキャンパスは、花や緑があふれ、まるで外国の大きな公園のよう。放課後には、芝生の上で語り合う生徒の姿も多い。

施設では、多目的ホールやコンピュータ教室をはじめ、一周300mのトラック、野球場、サッカー場のほか、2009年にトレーニングルーム、アーチェリー場などを備えた体育館も完成。そのほか、350名収容の食堂や男子寮、女子寮も完備している。

突撃取材!学校の先生に聞きました!!

入試に向けてこんな準備をしてほしい

各教科の試験時間は70分です。どの教科もしっかりとした読解力と思考力が問われます。
過去の入試問題が書店で販売されていますので、参考にされることをお勧めします。各教科の出題意図は下記の通りです。

英語

語彙・語法・文法・作文・読解などいくつかの分野にわたる総合的な英語力を測ります。中学校で通常学習する範囲を超えた語彙や文法などの知識は必要ありません。また、リスニングテストはありません。設問は文章の内容理解や語句について問うものなどさまざまですが、単に語彙や文法事項を暗記する力ではなく、全体の内容とのつながりの中で個々の文が表す意味を読み取る力が試されます。また作文問題では、状況や気持ちを自然な英語で的確に表現する力が必要です。いずれの問題を解答する時も英語を道具として使いつつ学ぶという意欲的な態度が求められます。

対策としては、英文の量が多いので、すばやく文章の大意をつかむ力が鍵となるでしょう。一語ずつ和訳していくというよりも、分からない単語に出会ったら文脈の中でその意味を推測して読みこなしてください。副教材などを利用して、普段からまとまった量の文章を読み、内容を英語のまま理解していく学習を積み重ねることをお勧めします。

国語

試験では、現代文の文章題を2題出題します。古典の読解問題は出題しません。出題の基本方針は、「与えられた文章をその文章の表現そのものに即して読む力がどれだけあるか」を測るための問題をつくる、ということです。言い換えれば受験生の皆さんには、「文章とともに考える姿勢と力」が問われる、ということになります。あくまでも皆さんの読む力・考える力を知りたいわけですから、それとは直接結びつかないような文学史や古典の知識また文法についての細かな知識だけを問うことは避けたい、と考えています。

したがって対策としては、受験に際して特別な準備をするというよりも、日頃から新聞をはじめとするさまざまな内容の文章を誠実に読み・考える、という態度を身につけておいて欲しいと思います。文章を読んだり話を聞いたりする際、中途半端でわかった気になったり、自分勝手に理解して満足することなく、客観的に読み、「文章とともに考える姿勢」を心がけてください。

数学

試験では、たとえば整数についての興味深い問題や、図形についての性質、関数の意外な問題への応用など、「一つのテーマについてさまざまな視点から検討を加えて掘り下げてゆく」長文の資料文を読んでもらいます。ここでは、中学校で学んだ知識をもとに、新たなテーマについて総合的に読み解く力が問われます。ちなみにそこに登場する目新しい記号や概念については、必ず資料文中で十分に解説されます。既存の知識の有無ではなく、未知の課題を既存の材料をもとに意欲的に読み解く力を求めています。こうした力は、数学だけでなく、どの分野の学習でも必要となりますし、入試という緊張を強いられる場面でも、ものを考える楽しさを味わって欲しい、と思います。

上記の通り、本校の数学入試問題は、日本の一般的な高校の入試問題とはスタイルが大きく異なりますので、対策として、過去問を実際に解いてみることは参考になりますし、70分という試験時間の使い方の練習にもなるでしょう。

学校説明会のおすすめポイント

ICU高校は、帰国生徒受け入れを主たる目的として日本ではじめて建てられた高校です。世界各地、また日本各地でさまざまな経験を重ねてきた生徒が、伸びやかに世界へ羽ばたく力を育む場です。多様な学習経歴、希望、資質を持つ生徒とともに学校づくりを進める上で、生徒が自主的にいきいきと学び、活動できる伸びやかで明るい校風を大切にしてきました。
本校の見学会や説明会は、校風があらわれでるひとときです。見学会や説明会の主役は生徒です。在校生や卒業生が語るありのままのICU高校、ぜひ楽しんでください。クラブ活動の部員による歓迎発表、また校内自由見学もできます。校内各スポットで教員が説明に立ちますので、相談や質問をお寄せください。
日時は本校HPでご確認ください。予約は不要です。お待ちしています。

学校のここに注目してほしい

帰国生と国内生の出会い

海外で多様な文化のもとに育った帰国生徒と、国内中学校出身の一般生徒が、互いに励まし共に学びあいながら、学校生活をつくりあげます。50カ国を超える国々からの帰国生が3分の2を占める学校生活は、まさに「クラスひとつが世界」「隣の席に異文化がある」、そんな毎日です。異なる文化のもとで生活してきた生徒たちは、お互いの考え方や経験を理解し受けとめることで、異文化の壁を乗り越えて大きく成長します。

個性を生かす少人数教育

帰国生と一般生が同じホームルーム(HR)に集い、学校生活をつくりあげます。他方、多くの授業が少人数またはレベル別クラスで行われます。入学までの学習経歴や学力に応じて、教科ごとに3~4段階のクラスに分かれて授業を受けます。高校1年生の場合、HR単位で行われる授業は、一週間のうち4時間のみです。少人数レベル別クラスで、生徒は十分に納得するまで質問を重ねることができますし、一人ひとりの学力に対応して深くレベルの高い学びを追究することも可能です。

主体的、対話的な学びの毎日

さらに、海外で先進的な学びを経験した帰国生と共に学ぶICU高校では、レポートやプレゼンテーション、ディベートなどのグループワークなど、生徒が主体となる対話的な学びの場面が多く用意されています。1年生「英語」では、週6時間すべてコミュニケーションの授業にあてられ、英語で調べ、英語でまとめ、英語でプレゼンテーションして互いに評価するGlobal Issues Presentation  Projectに取り組みます。2年生の公民科目では、帰国生と一般生が共にグループプレゼンテーションとディベートで現代社会の諸課題を探究します。理科では、「一授業一実験」をめざして実験観察とレポート作成の機会を多く取り入れています。学習の成果だけでなく、学びのプロセスを重視することが、深い学びには欠かせないと考えるからです。

3年次には、演習科目を多く配し、大学入試に即した学力養成をはかります。ネイティブ教員による「SAT+TOEFL College Prep」など海外大学進学に対応した授業のほか、「Debate」や「International Perspectives」など一人ひとりの興味関心に応じて選択できる科目も多数用意しています。

私立中学・高校受験ガイド「THE私立」から掲載内容を少しだけお届け!

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